ACT距離計算コア エンタープライズ版

ネットワーク環境下での使用に適したマルチスレッド対応の距離計算エンジンで、GISに依存しません。
Webアプリケーションの開発や、クライアント・サーバ環境でのアプリケーション開発に適しています。

ACT距離計算コア

機能

ルート計算/最短ルート計算  到達圏計算/流入圏計算 区間距離計算 地図分割計算 道路速度変更機能

アプリケーション・インタフェース

「ACT距離計算コア エンタープライズ版」には、以下の4種類のアプリケーション・インタフェースを含みます。
■Win32DLL形式 ■COM形式 ■.NET ライブラリ形式 ■WSDL形式

アプリケーション・インタフェース

WSDL/.NETライブラリ形式やCOM形式のAPIを利用して、VB、VB.NET、C#/C++等の高級言語を用いて容易に距離計算アプリケーションを構築することができます。
また、XML Webサービス(SOAP)を使用すると、Windows以外のプラットフォームでアプリケーション構築が可能です。

システム構築例

Webサービス対応距離計算システム

1.クライアント側アプリケーションで地図を表示
2.地図上で計算地点を指定
3.計算地点をSOAPメッセージで距離計算サーバへ送信
4.距離計算サーバ上で距離計算実行
5.計算結果をSOAPメッセージでクライアントへ返信
6.クライアント側で計算結果を表示
 

Webサーバ対応距離計算システム

1.IISを使用し、ブラウザ上に地図を表示
2.地図上で計算地点を指定
3.Webサーバ上で距離計算実行
4.計算結果をブラウザに表示
 

距離計算の仕組み

「ACT距離計算コア エンタープライズ版」は、デジタル地図データの道路点データ、道路区間データや道路規制情報から事前にセットアップされた「計算用道路データ」(*)を元に道路ネットワーク解析計算を行います。
道路データや距離計算の詳細につきましては、ACT距離計算パッケージ for MapInfo をご参照ください。

(*) 「計算用道路データ」のセットアップには、「ACT距離計算パッケージ for MapInfo」が必要です。

稼働環境

Windows 2016/2019 サーバー(64bit)シリーズが稼動するパーソナルコンピュータ
推奨スペック : CPU Xeon 3.0GHz相当以上、メモリ16GB以上


必要なソフトウェアおよびデータ

距離計算対応アプリケーション・プログラム(お客様が開発するプログラム)
ネットワーク構造を有するデジタル道路地図データ
ACT距離計算パッケージ(計算用道路データの作成、道路の編集などに必要です)
GISアプリケーション(地図を表示する場合に必要です)

価格

製品 価格 対応OS
Server 版 2,000,000円(税抜き) Windows Server 2016 Standard Edition
Windows Server 2019 Standard Edition
  • 1筐体あたりの価格です。(筐体内のCPU数には依存しませんが、OSに依存します。)
  • 対応CPUはIntelのみです。
  • 本製品のライセンスは1筐体のみです。バックアップサーバー、開発、保守など別のマシンで行う場合は、別途製品をご購入ください。
  • 製品には、GISソフトウェア、地図データなどは含まれません。
  • ACT距離計算コア エンタープライズ版 価格構成表


ダウンロード

開発者向け資料・再インストール誓約書

資料

ACT距離計算コア エンタープライズ版のリーフレット


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