ACT距離計算パッケージ Version 6.0 発売

「ACT距離計算パッケージ」は、デジタル道路地図を使用して任意の地点間の所要時間や走行距離、通行料金を算出する業務向けルート計算システムです。この度、複数到達圏一括計算機能を追加したVersion 6.0を発売いたしました。このほか、新バージョンでは、首都高速・阪神高速の対距離料金制に対応し、最適拠点立地計算機能を強化いたしました。

■複数到達圏一括計算機能(新機能)
複数の地点を発地点とする到達圏/流入圏計算を一度に実行し、表示する機能。地点ごとに異なる計算レンジを指定することが可能。複数の配送拠点や営業拠点のテリトリの分析、店舗の複数の商圏分析に威力を発揮します。

【複数地点の到達圏計算】

【同一地点複数レンジの到達圏計算】

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■最適拠点立地計算機能(機能強化)

拠点から納品先までの走行距離(または所要時間)と納品先の荷量との積の総和が最小になる複数の地点を候補地点から算出する機能。必ず選択する地点を固定地点として指定する機能を追加しました。

【最適拠点立地計算】

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■通行料金計算機能(機能強化)

高速道路・有料道路の通行料金を計算する機能。二輪・軽~特大車まで全車種の料金計算が可能。首都高速・阪神高速の対距離料金制に対応しました。

(注)通行料金計算機能は、三井造船システム技研株式会社製「道路地図(標準版)」にのみ対応しています。対距離料金制の通行料金計算は、V2010/9版、V2011/6版に対応しています。


■主要機能一覧

ルート計算:

指定した複数地点を経由するルートの時間・距離を計算

最短ルート計算:

指定した複数地点の巡回セールスマン問題を解き最短巡回ルートを計算

到達圏計算:

任意の1地点から一定時間または距離で到達可能なエリア(多角形)を計算

流入圏計算:

任意の1地点へ一定時間または距離で流入可能なエリア(多角形)を計算

地図分割計算:

複数の地点を起点として地図範囲を各起点の最寄エリアに分割

区間距離表計算:

複数地点間の所要時間・距離のマトリクスを作成

2点間距離計算:

複数の発着地間の所要時間・距離を一括計算

最適拠点立地計算:

複数の候補地点からトンキロが最小になる地点を算出

複数到達圏一括計算:

複数の到達圏または流入圏を一括計算

経由道路名出力:

走行ルート上の道路名称・交差点名称の出力

通行料金計算:

高速道路、有料道路の全車種(二輪・軽~特大車)の通行料金計算

■アプリケーション・インタフェース

距離計算コアのAPIを公開。お客様の業務に合わせてカスタマイズを行うことができます。また、ACT距離計算パッケージ・SDK版、A-Calc、R-Calcとの互換性を維持しておりますので、既存のアプリケーション資産を有効にご活用いただけます。

■価格

新規ご購入価格: 200,000円(1CPU・税抜き)
バージョンアップ価格: 100,000円(1CPU・税抜き)

(バージョンアップ対象製品:ACT距離計算パッケージ Version 2.0~3.0、A-Calc、R-Calc)

■出荷開始時期

2012年4月5日

ACT距離計算パッケージ 機能解説...


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